Size : φ9.5cm×H3.7cm×W11.5cm こちらはヴィルヘルム・コーゲの代表作とも言える「PYRO」の取手がついた小さなボウル(ココット型)です。 インスタライブのなかで、前半にお届けしたストックホルム・ガムラスタンの街歩きの回がありますが、 あの後に見つけたものなので、合わせてご覧いただくと楽しいかもしれません。 「PYRO」について今回改めて調べてみると、この名前はギリシャ語で「火」を表す「pyr」から取られたと知りました。 その名の通り、グスタフスベリとして初めて「オーブンウェアとして、さらにテーブルウェアとして」使えるデザインとして発表されたシリーズで、 1930年のストックホルム国際博覧会で発表されて以来1955年まで生産が続きました。 オーブン料理をそのままお皿に移すことなく使えるというのは、きっと当時画期的なデザインだったのでしょう。 火を使う料理は無骨なオーブンウェアや鍋(フライパン)で作られ、その後テーブルに運ぶ際に(あるいは卓上で)お皿に取り分けるという手間が掛からずに済むという提案は 現代のようにあらゆる家電が登場する前の時代にとても役立つものだったはずです。 確かにこれより古い時代の多くは金彩が用いられていたりと装飾性は高いものの、キッチンとダイニングの線の間に隔たりがあることがわかります。 (rytasでも多くご紹介してきたWEXIOなどのシリーズにも金彩がふんだんに使われていますね) 今回の旅でも「PYRO」のシリーズから珍しいものを含めていくつか見つけることができましたが、 この取手がついたココット型は見た目も本当に可愛らしくて、チョコレートを少しだけとか、焼き菓子を少しだけとか、 ちょっとおうちで一休みしたいときに傍にあったら嬉しい存在です。 サイズと状態が若干違うものを2点ご紹介しているので、それぞれのページにてご確認ください。 こちらのse3088はse3087に比べて少し大きいサイズで、2つはスタッキングが可能です。 使用感が見られますが、rytasとしては好きな色変化をしているとお伝えしたいです。 (でもこの辺りのお好みはそれぞれかと思いますので、画像にてご確認くださいませ)
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