Snore docka / Saami C

Size : 男の子 : H4.7cm 女の子 : H4.4cm

長い時間をかけて集めてきた、北スウエーデンのサーミの伝統手工芸品をご紹介します。
サーミ（Sami/Saami）はスウェーデンの北方に暮らす、かつては季節の移り変わりに合わせて
移動しながら暮らしを紡いでいた人々。
トナカイの肉、皮、角はどれも生活のためのお金となり、そのお金で材料をさらに手に入れて美しい工芸品を作って売るなどしていました。

一回の旅でサーミの手工芸、あるいはサーミの人々をモチーフとしたデザインに出会うのは1、２点くらいなのですが、
いつかまとめてご紹介することができたら...と思って取っておいた品々を今回のMangata#56ではご紹介します。

こちらは小さな人形・Snore docka。
針金で作った土台をもとに毛糸を巻き付けてボディを作り、さらに洋服まで着せた愛らしい人形です。
一回の買い付けで見つけられない時も多く（例えば6月の買付では見つけられませんでした）、
なかでもサーミをモチーフとしたdockaはなかなか出会えないのですが、過去10年の中で見つけた
6種類を今回はご紹介します。
それぞれのちょっとした表情の違いやお洋服の表現の違いをお楽しみください。

状態についてはそれぞれの画像をご確認ください。