Teresa Pryzmont | 結婚式　手紡ぎ

Size : 150x210 cm

「結婚式」のタペストリー。手紡ぎの大判。ヤノフ村の織物が嫁入り道具だった頃に織られていたものと全く同じものです。
縦糸に濃いグレーと薄いグレーの糸を使い、緯糸に白とグレーを使っています。手紡ぎの糸のいい意味での不揃いさと、グレーの淡いコントラストがとても美しくて、ため息が出ます。
模様は、結婚式の後のパーティの様子。音楽隊が演奏する回りをフォークダンスの輪が囲みます。
中央にはケーキが置かれ、新郎新婦の椅子があります。下段には、嫁入り道具の荷馬車が。

現在ヤノフ村で手紡ぎ、手織りの織物を織れるのはテレサさんだけです。

この織物は1年間ほぼ1日も休むことなく紡いだ糸を双糸にして織ったとても贅沢な作品です。ヤノフ村の大判の良さが詰まった作品です。


【ヤノフ村の手織物について】

★ヤノフ村の手織物展にてご購入の作品につきましては、
サイズやお届け先によって送料を800円以上実費にて頂戴いたします。
ご了承くださいます様お願いいたします。
一例として
北海道／1100円（60サイズ）から1940円（120サイズ）
東北・北関東・甲信・北陸・東海／800円（60サイズ）から1485円（120サイズ）
近畿・中国／880円（60サイズ）から1710円（120サイズ）
四国・九州／1100円（60サイズ）から1940円（120サイズ）
沖縄／1100円（60サイズ）から2000円（120サイズ）

ポーランドの東北部ポドラシェ県のヤノフ村で１8世紀から受け継がれてきた手織りの織物です。
二重織りという技法で織られている、図案のない絵織の織物で、織手たちが自由に絵を描くように、伝統的な幾何学模様から、村の生活や森の動物たちなどを織り出します。

今回ご紹介している全ての作品はヤノフ村や近郊に暮らす織り手さんたちによって一枚一枚手織られた作品です。
手染めによって染められた羊毛の美しい色合いとそこにあしらわれた様々なモチーフたち。
モチーフには、ポーランドの森の動物たちや、伝統的な花や木々の文様、優しく素朴な村の生活がいきいきと織り込まれています。

ひとつひとつ長い時間をかけて仕上げられた織物には、織り手さんそれぞれの特徴や風合いなどが垣間見え、見比べてみるのも楽しみの１つ。
現在ではごくわずか数人という、貴重な織り手たちによって生まれた美しい作品の数々をどうぞお楽しみ下さい。