Size : φ20.0cm×H0.4cm 灰白色や薄鈍色の陶肌に美しく広がるコバルトブルーの伸びやかな線。 その線が描き出すのは、愉快な表情をした小鳥やうさぎなどの小動物、そして素朴な野の花のような植物と幾何学模様。 はたまた、日本古来の食卓に広がる景色を思い起こさせるような薄青や薄緑のざらっとした釉薬の色。 洋と和、どちらの食卓にもよく似合う、暮らしの器です。 リトアニアのヴィリニュスに暮らす作陶家、ベアトリーチェ ケレリエネさんの作品をご紹介します。 ベアトリーチェさんと出会ったのは、もう10年以上前の民芸市でした。 初めて手にした作品は、小さな小鉢の中央に笑顔のおひさまが描かれた小品で、微笑ましい雰囲気をまとったもの。 「日本の陶器が好きなのかな?」と感じたのもそのはず、実は「穴窯」を勉強したくて、日本にも学びに来たことがある作陶家さんだったのです。 rytasでご紹介する器は、どれも薪を焚いて高温で焼成される作品を選んでいます。 三日三晩もの間、ずっと火の番をしながら、時間をかけて焼成された器には、自然が作り出す美しいゆらぎの味わいがあります。 一つ一つの作品には燃えた薪の灰が降りかかり、その灰が釉薬と溶け合って「景色」が生まれるのです。 日本での学びの時間を含め、とんでもない努力と情熱を傾けてきた「穴窯」をリトアニアで初めて作り、現在は大きなオブジェなどをこの穴窯を使って作り上げているベアトリーチェさん。 このほか、こうした暮らしの器についても一期一会のある薪を使った焼成を好み、「電気の窯に比べて時間がかかるし大変だけれど、その美しさは特別なもの」と話してくれました。 あなたにとって特別な作品となるような器に出会えますように。
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