Orrefors [ Edward Hald ] Astro Bowl 1920s SOLD OUT

型番: man48_29
定価: 44,000円(税込)
販売価格: 0円(税込)

Size : φ13.0cm×H6.3cm

ガムラスタンの端っこの、いつもなら通りすぎるだけだったアンティーク店で埃を被っていたガラスのプレート。「あれっ、こんなに素敵なのになんでこんな所にいるの?」っていう気持ちで手に取った、アストロモチーフの薄手のプレートを、その日数枚手に入れました。

静かに瞬く無数の星々の間に一際大きく光る星、夜空をひゅっと駆ける流れ星、薄い三日月などが描かれていて、ガラスの透明度が逆に宇宙のように美しく星々を映していて……。

まだこの世界には私の知らない美しいものが、こんなふうに時空のポケットに落ちているみたいに隠れているんだわ、と胸の震えを感じました。

Edward Haldの名前を知ったのも、彼の作品がニューヨークのメトロポリタンミュージアム(って書くだけで頭の中に大貫妙子の声で懐かしい歌が響くのですが)やロンドンの大英博物館、V&A工芸博物館に所蔵されていることも、日本に帰ってから知ったこと。

帰宅してからプレートを手に「なんとなくどこかで見たことがあるような世界観…ロンドンのミュージアムで心を奪われたあのガラス作品を思い出すような…」と思ってカメラロールを探してみたら、なんと、その人の作品だったのです。

ロンドンでいつか行きたいと思っていたV&Aミュージアム。あれこれ詰め込んだ日程の中で、慌ただしく出かけたものの、初めて訪れた時は時間があまりに足りなくて。シュンシュンと見て回った中で、「間も無く閉館時間です、退館の支度をお願いします」とアナウンスされながら、どうしても後ろ髪を引かれるようで立ち戻ったガラス工芸の展示室。目当てのガラスの花器は、展示室のライトの下で明るく輝いているようで、実際にその絵柄は、夏の夜空に打ち上げられた花火を公園で見上げる人々の歓声が聞こえてきそうな、そんな絵柄でした。

裕福な家庭に生まれ、ストックホルムをはじめコペンハーゲン、ウィーン、パリ…と渡り歩きながらアートを学び、若い頃はRörstrandに在籍して陶芸作品のデコレーターとして活躍していたのだそう。その後、Orrefors社に召喚された後にガラス工芸の作家としてより名を馳せただなんて、あまりの才能の豊かさに驚かされると共に、作陶会社に在籍していた彼を召喚したOrrefors社の先見の明もすごいこと……。

ロンドンで、ふと心に引っかかった作品を写真に収めていたことも、ガムラスタンで埃まみれの作品を手に取ったことも、なんとなく…に寄せられて作者を探せたことも、偶然が重なって起きた出来事で、時々起きる魔法みたいな出会いに今日も背筋をぴんとさせずにいられません。

ひとつひとつ、柄の入り方が異なります。
プレートには若干のスレ傷が見られ、ディーププレートには縁の部分にチップが見られます。
どちらも画像にてご確認くださいませ。

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今回の特集は
「Mangata / 月の道 #51」
Feature,209  「Kersti Laanmaa 作品展」
Feature,211  「Today's Table」

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