RENE LALIQUE / ガラスのうさぎのアクセサリートレイ SOLD OUT

型番: man54_04
定価: 24,200円(税込)
販売価格: 0円(税込)

Size : φ10.8cm×H6.2cm

「わー、こんなに可愛らしいガラスの作品ってあるんだなぁ」と思わず手が伸びたガラスのうさぎのアクセサリートレイ(だと最初思ったけれど、アッシュトレイ、灰皿なのだそう)。
カーキがかったガラスは直線で描き出されたうさぎが中央に鎮座して、本来丸みを帯びた小動物の体が抽象的な愛らしい姿になっています。

日本に帰って調べてみると、19世紀から20世紀初頭に渡って活躍したガラス工芸家・RENE LALIQUEの1925年の作品なのだそう。
「ラリック」といえば今でも世界中の百貨店に軒を構える高級ガラスメーカーですが、
そもそもはRENE LALIQUEという一人の工芸デザイナーが設立した会社でした。

建築、美術工芸品、グラフィックと多岐に渡った「アール・ヌーヴォー(新しい芸術、花や動植物などの有機的なモチーフが台頭し、当時新しい素材であった鉄やガラスの採用が特徴のひとつ)という芸術運動のなかでも、宝飾芸術品の分野で活躍したラリックですが、ガラス工芸家としての活躍はキャリアの後半だったようです。

亡くなったのが1945年ですから、亡くなるより20年前、65歳の頃に発表されたこの作品は、
現在に至るまで復刻品の販売はなく、現存するのはすべて当時製作された作品のみで、
こちらも底の分にRENE LALIQUEのサインが入っています。

近頃はスウェーデンで買付けをすることが多く、フランスを旅したのはもう4年も前になるのですが、
フランスの高級住宅街に暮らすマダムたちを熱狂させていたガラス工芸家の作品がどういう巡り合わせかスウェーデンに、そして今私の手元にあるのだな、と思うと、
人とものの歴史とその背景は不思議なものだなと改めて思います。

なんの蘊蓄もなしにただ心が惹かれて手に取った愛らしいインテリアオブジェです。
どなたかの元にまた巡っていきますようにとご紹介します。

耳の先にごく微細なチップが見られます。
また製作されてからもうすぐ100年を迎えるものですので、経年のなかで生まれた小傷などはガラスの底面に見られますが、
年代を考慮すればアンティーク品として大変良い状態です。


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今回の特集は
「Mangata / 月の道 #54」
Feature,209  「Kersti Laanmaa 作品展」
Feature,211  「Today's Table」

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