Size : H16.5cm×W3.0cm 李朝時代から使われてきた、真鍮製のカトラリーを集めました。 こちらは大きなスッカラを削り出して作った小さなタイプ。 アイスクリームなどのデザート、かき混ぜスプーン、その他バターナイフとしてもお勧めです。 韓国の食文化では、匙と箸を組み合わせて使う「スジョ」の習慣が現在まで続いています。中でも柄の長いスッカラは、スープや粥、ご飯料理のための道具として発達し、金属製のチョッカラは、副菜を摘まむだけでなく、焼き物を返したり料理を取り分けたりと、食卓のさまざまな場面で使われてきました。 今回ご紹介するのは、そうした日常の中で実際に用いられていた真鍮の匙や箸、小さな 薬匙たち。薬匙は薬や茶、蜜、調味料を扱うための小匙として使われていたもので、用途ごとに異なる大きさや形が見られます。 薄く成形された匙のつくりや、細身の箸の均整の取れた形には、実用品として磨かれてきた韓国古道具ならではの機能美が感じられます。 薄く仕立てられた スッカラは、口に運んだ瞬間にその心地よさが伝わります。金属でありながらどこか柔らかく、唇に静かに沿う感覚は、長く使われ続けてきた理由のひとつなのかもしれません。 一方のチョッカラは、日本の箸よりもやや重みがあり、細身で端正な佇まい。手に取ると真鍮ならではの重心が心地よく、摘まむ、裂く、混ぜるといった動作が自然と馴染みます。 また、韓国の匙文化は「食べるため」だけに留まりません。大きな スッカラはスープや粥を掬うだけでなく、鍋料理の取り分けや調理道具としてもとても便利。小さな ヤクスッカラ(薬匙)は薬味や蜜、茶を扱うための道具として暮らしに寄り添ってきたのだそう。 使うための道具でありながら、どこか静かな美しさを宿す李朝のカトラリー。 食卓の風景とともに育まれてきた、その手触りをお楽しみください。使ってみると、「なるほど、これはお勧めしたくなる」と実感していただけるかと思います。
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